お知らせ

響灘緑地 GREEN PARKからのお知らせを掲載しています。
イベント情報なども随時掲載中です。

年間バラ講座とばらとも会について

いつもホームページをご覧いただきありがとうございます☺

今年も10月15日(土)~11月13日(日)の期間、秋のバラフェアを開催します!!

バラフェアまでの約1か月間、ローズガーデンの様子やイベントの情報など5回に分けてお知らせしていきますのでお楽しみに!!

9月16日に投稿した第一回目のブログはこちらから

9月23日に投稿した第二回目のブログはこちらから

それでは、本日第三回目の内容はこちらです!

———————————————

年間バラ講座とグリーンパーク・ばらとも会について

———————————————

本日は、年間バラ講座受講生・ばらとも会スタッフ・ばらとも会 会長の総勢6名のみなさまにインタビューをさせていただきましたので、その様子をお届けいたします!

【年間バラ講座について】

グリーンパーク・ローズガーデンでは、もともと不定期でバラの育て方講座を開講していましたが、一年を通してお手入れが必要なバラの特性上、一回の講座でご説明できる内容にも限界があり、月替わりに変化するお手入れを細かくお教えする事が出来ずに、もどかしい思いをしておりました。このような背景から、きれいなバラを咲かせる方法をより多くの方々に伝えるため、9年前から一年を通じた年間バラ講座を開講しています。

開催頻度は、毎月1回を基本としています。上級コースのみ、月1回の講義と別に実技の講座が年4回あります。


バラ講座は、初級・中級・上級の3つのクラスにわかれています。中級コースは初級を終了された方、上級コースは中級を終了された方が引き続き継続して授業を希望される方のために開催されています。参加者は講義の内容をもとに、ローズガーデンで栽培されているバラを実際にその場で剪定することができ、実物のバラを触りながら学べる点が特徴となっています。

座学
実技

現在、上級コースを受講されている荒尾さんにインタビューをさせていただきました。

―年間バラ講座を受講しようと思ったきっかけを教えてください。

荒尾さん)もともと妻がバラ好きで、家族で九州を中心に各地のバラ園を訪れていました。4年前、地元のグリーンパーク・ローズガーデンに訪れた際にスタッフの方にバラの育て方について質問したところ、親身になってアドバイスをいただきました。話を聞いているうちに「年間バラ講座」があることを知りました。

―実際に講座を受けてみて、いかがですか?

荒尾さん)先生をはじめローズガーデンスタッフの皆様がわかりやすく教えてくださるので、少しずつ知識が増えてきました。毎年継続して受講することで、学びを深めることができていると実感します。不安なことを直接先生に相談できるのがバラ講座のいいところですね。

―印象に残っている話などありますか?

荒尾さん)「バラを育てるのに”この方法が絶対に正解というものはない”」という言葉が残っていますね。バラの育て方についての本が世の中に多く存在していますが、「こうすれば良くなる」ということを実践しても必ず上手くいくとは限りません。その土地の気候や条件などによって育て方も変わってきますので、私に合った解決策を教えてくださり、とても助かっています。

インタビューに答えていただいた荒尾さん、ありがとうございました!

続いて、初級・中級・上級コースを修了し、現在グリーンパーク・ばらとも会で活躍中の岩見さん、井生さん、泉さん、平川さんの4名に講座の感想を中心にインタビューをさせていただきました。

―年間バラ講座を受講しようと思ったきっかけを教えてください。

岩見さん)娘とバラフェアに来て、グリーンパークで生まれたバラ「グリーンパークローズ」があるんだと花壇の前で会話をしていたら、ちょうど小林先生(前ローズガーデン顧問)が来られて、「私が作りました!」と説明してくださって(笑)。そのあとに講座の紹介をしてくれて、受講に至りましたね。

グリーンパークローズ

井生さん)百貨店で最初にバラを一株購入したのがきっかけで、それからグリーンパークのローズガーデンに行ってみようと思って、訪れたのがきっかけですね。バラの苗木販売のブースで声をかけていただき熱心にお話を聞いてくださったのが印象に残っています。そこで、年間バラ講座のことを知って受講を決めました。

泉さん)私は3年間、別の場所でバラの講座に通っていたんです。でも、内容が難しくてあまり理解できなくて・・・。数年前の秋に初めてローズガーデンを訪れた際に、「うちも年間バラ講座の受講生を募集していますよ」と声をかけていただいたのがきっかけで、すぐに申し込みました(笑)。初心者にも優しく丁寧になんでも答えてくれるのでありがたいですし、自分のレベルに合った指導をしてくれるのが良いところだと思います。バラが難しいと思っている方も多くいらっしゃると思いますが、失敗しても大丈夫!という感じで励ましてくれるのが嬉しかったですね。

平川さん)何年か前の秋のバラフェアに訪れた際、バラの挿し木苗をプレゼントでいただいたんです。帰ってから自宅で育てていたのですが、枯らしちゃったんです・・・その時の悔しい思いが受講のきっかけになりました(笑)

挿し木苗プレゼント

―ばらとも会の活動はいかがですか?

岩見さん)とにかくバラ好きが集まっていますね。そして、自分が知らなかったいろんな知識や想いを共有できるのがいいところです。


平川さん)ばらとも会はバラフェアのお手伝いや、ローズガーデンの剪定などのお手伝いをする団体だと聞いていました。入会してみると剪定や苗木づくりなど、みんなで和気あいあいと協力しながら活動できるので毎月の楽しみの一つになっています。

挿し木苗づくり
切り花づくり

―年間バラ講座はどのような方にオススメしたいですか?

泉さん・井生さん)バラが好き!という方なら全然OKだと思います!私もバラの種類なんて全然知らなかったし(笑)。情熱と素直な気持ちがあれば大丈夫です。

―受講を迷われている方にメッセージがあればお願いします。

平川さん)どんなことをしているのか分からなくて第一歩を踏み出せない方もいらっしゃると思いますが、入会したら「あぁ、入会して良かった!」と思ってもらえるはずです。これ聞いたら恥ずかしいかな・・・なんてことも一切ないです。先生方が優しく丁寧に教えてくれますので安心してください!

インタビューに答えていただいた、岩見さん、井生さん、泉さん、平川さん、ありがとうございました!

【グリーンパーク・ばらとも会】

最後に、「グリーンパーク・ばらとも会」について会長の城戸さんにお伺いしました!

―グリーンパーク・ばらとも会とはどのような団体でしょうか?また、発足の経緯を教えてください。

城戸会長)年間バラ講座上級を修了された方の中から「継続してバラ園との関わりを持ち、学び続けたい」という意見があがり、2017年11月にボランティアスタッフの団体【グリーンパーク・ばらとも会】が発足しました。当初は31名でスタートしましたが、現在は倍以上に増え、67名で活動しています。

バラ園内の剪定などの手入れ活動のほか、バラフェア期間中のバラの苗のプレゼントや苗木の販売など各種イベントの協力など、年間を通して活動しています。

―城戸会長が年間バラ講座を受講しようと思ったきっかけを教えてください。

城戸会長)もともと北九州が故郷で、関東から50年ぶりに地元に帰ってきたんです。たまたまパソコンで「福岡 バラ園」と検索したらグリーンパーク・ローズガーデンが1番最初にでてきて、行ってみようと(笑)。その時に、前ローズガーデン顧問の小林先生と話したことがきっかけで年間バラ講座を受講することになりました。

―今年の11月で設立から丸5年が経ち、6年目を迎えようとしていますが、これからの「グリーンパーク・ばらとも会」の展望や会長自身の目標などあれば教えてください。

城戸会長)とにかくバラ好きを増やしたいですね!まずはご家庭でバラを育てる人が増えたらいいなと。バラは扱いにくい・育てにくいと思っている人も多いでしょう?そんな方々にもバラを育てるのは楽しいよと伝えていきたいですね。バラ好きが増えて「バラのまちといえば北九州」と言われるようになりたいです。

グリーンパーク・ばらとも会
総会のようす


インタビューに答えていただいた城戸会長、ありがとうございました!

いかがでしたか?

次回は10月7日の更新を予定しております。

ぜひ次週もご覧ください!